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FPが現場で受けた相談
シングルマザー、毎月家計が赤字です...
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  • 女性 / 30代
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  • 菊池 暁

家計の見直しは、金額の大きな固定費から手をつけるとストレスがたまりにくく、効果を感じやすいのでまずはそこから始めてみてはいかがでしょう。代表的な固定費は住居費、通信費、保険料などがあげられます。 住居費は、UR都市機構など公的な賃貸物件も含めて検討することや、最寄り路線を変えること、周辺の募集賃料が下がっているようであれば今の部屋で家賃交渉できるケースもあります。 引っ越しで住居費を落とすことは少し大変ですが、更新料と引っ越し代金が同じくらいになるようであれば、時期をみた引っ越しも選択肢の1つです。自治体によっては家賃を助成するところもあるため、公的助成制度をチェックするのも良いですね。 通信費は、格安スマホなどの検討の他、大手キャリアのままであっても有料オプションの外し忘れをチェックすることや、契約しているデータ容量が適正なのか確認することも有効です。ひと月5Gで契約している人も多いですが、自分のマイページで確認すると利用容量は1~2G程度という人もいます。 保険料は、加入した時に比べて子供や自分の年齢も経過したので、その分の保障を減額することも選択肢といえます。また月払いではなく年払いなどにすることで割引が受けられるため、併せて検討してみるといいですね。 おひとりで子育てをしている今は、時間や体力、金銭面でも、とりわけ大変な時期といえます。子どもが成長して手が離れてくると少し時間のゆとりが生まれます。無理に貯蓄を増やそうとせず、長い目で見てリカバリしていけばいいというくらいの感覚を持ち合わせても大丈夫ですよ。

Question
老後資金3000万欲しい!
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  • そら
    女性 / 30代
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  • 澁澤 快典

30代からすでに老後のことを考えられているとはかなり計画的ですね。とても素晴らしいことです。 まずは現状把握をしましょう。これから貯めるべき金額と、既に準備中の金額を確認するのがお薦めです。 もらえる年金額を想定した上で、会社の退職金制度の確認や、既に加入している個人年金保険、現在決めた金額の貯蓄をしているようであればそれを続けた場合の金額も計算してみましょう。そこから足りない部分が今後上乗せして準備していく金額の対象となります。 その金額がわかったら、60歳または65歳までに残された年数・月数で割り、ひと月あたりの必要貯蓄金額を決めます。 現在35歳の方が65歳までに足りないとわかった1500万円を貯めようとする場合、毎月の積立金額は4万円強です。 やり方の例として、新しい銀行口座を開設し、3万円はその専用の口座に積立てて、残り1万円は投資信託などで積み立てていくという方法もあります。時間を味方に付け、少しでもお金に働いてもらう工夫を入れましょう! また、そもそも論になりますが、必要なお金が本当に3,000万円なのか確認することも大切です。例えば60歳、65歳以降も収入を得る方法があれば一度に3,000万円を準備する必要はありません。 60歳以降、毎月2万円でも稼げれば80歳までに合計480万円の収入を得ることになり目標金額を少し緩めることができます。さらに、毎月の支出額を2万円抑えることができれば、同様に480万円金額が下がります。 老後資金を考える時、既に準備できているお金を忘れて焦りを感じている方は意外と多いです。老後資金の合計額は特定の年に一気に使う金額ではありません。長く稼ぐこと、節約をすることなどでもまとまった成果が得られます。平たい言い方ですが、貯蓄の残高が0円以下にならなければ生活に支障はでません。ちまたの情報は、かなり不安や恐怖を煽っています。そういったことに躍らせることなく、ご自身のライフプランをしっかりと確認すれば必ず解決策は見つかります。心配し過ぎないようにしてくださいね。

FPが現場で受けた相談
買わなくていいとわかっていてもどうしても買い物がやめられない! FP的なアドバイスをください。
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  • 女性 / 30代
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  • 村上 賢

実は、人間の脳は「~~してはいけない」という否定的な内容は理解できないと言われています。むしろ、ダメだと言われるほど余計に意識してしまい、逆にやってしまうということも多々あります。皆さんも経験があるのではないでしょうか。 余計な買い物をしない!と意気込んでもなかなか改善しない方が多いのはこのためです。 ダメだダメだと思うほどに買いたい気持ちが抑えられず限度を超えてしまうのです。 FP的に言えば、家計簿をつけると同時に、その買い物が投資か、消費か、浪費か、を分けることで自分の買い物に意味づけして改善する、というのがセオリーです。ただ、FPの私が言うのもなんですが、おそらくそれでは解決しないかもしれません。笑 本質的な対処法は、まずその物欲を自身が受け入れることが重要です。 良し悪しではなく、物欲がある自分をまずは認める。すべてのスタートはそこからです。否定すればするほどに、欲はエスカレートします。認めてあげることができれば、冷静に自分と向き合うことができます。 その上で、なぜほしくなるのかを俯瞰して考えてみます。 もしかしたら、過度なダイエットをしていてその反動がきているかも。。。とか、職場の人間関係が影響しているかも。。。とか、昔両親に厳しく買い物を制限されていた。。。など、今起きている事象とは別の出来事が影響を及ぼしている可能性があります。 もしその原因を知ることができれば、本質的な対処法が見つかるかもしれません。 今ある欲求をネガティブに捉えすぎず、何かの気づきを与えてくれていると考え、向き合ってみてはいかがでしょう。 同時にお金にも向き合うことができればきっといい方向になりますよ。 苦しいこともあるかしれませんが乗り越えましょう!

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