家を買うとかかる税金をわかりやすく教えて欲しい!
  • 男性 / 会社員 / 30代
  • 税金
  • 村上 賢

大きく3つございます。 ①不動産取得税 ②固定資産税 ③都市計画税 まず大前提として、「課税標準額」を計算しましょう。 土地⇒公示価格の70%が目安。 建物⇒工事請負金額の50~70%が目安。 ①に関しましては、不動産を取得した時にのみかかる税金です。不動産の所有移転登記をしてから4~6か月ほどで納付書が届きます。 土地⇒課税標準額×3%(R6年3月31日までの取得で課税標準額1/2減額) 建物⇒課税標準額×3%(R6年3月31日までの取得で課税標準額から1,200万円控除) ②に関しましては、毎年1月1日時点での所有者に課せられる税金です。 土地に関して、住宅用地であれば課税標準を3分の1に減額するほか、特に200㎡以下の部分(小規模住宅用地)に対する課税標準は6分の1に減額することとされています。 建物に関して、新築住宅は床面積120㎡以下の部分の固定資産税が3年間1/2に軽減されます。 土地⇒課税標準額×1/6×1.4% 建物⇒課税標準額×1.4%×120㎡以下の部分は1/2 ③は都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的にした市町村税(東京23区の場合は都税)です。 専用住宅1戸につき面積が200㎡までの住宅用地に対して、課税標準は1/3とし、超える部分については2/3の評価とします。 土地⇒課税標準額×1/3×0.3% 建物⇒課税標準額×1/3×0.3% 以上になります。 状況によっては各種軽減措置が受けれない場合がございますので、そんな時はスマドにご相談ください!

【80歳 女手ひとつ】マンション経営に苦しんでいます
  • 女性 / 80代
  • 家計相談
  • 菊池 暁

不動産賃貸経営は外から見るのと実際にやるのでは違いますよね。大きなマンションですから日々考えることも多いでしょう。 いくつか問題の整理が必要です。 まず、借入についてはあと3年ほどで終わります。金利が若干高いのが気になります。大規模修繕も控えていますので、今回を機に改めて融資の交渉を銀行としてみましょう。ローンは借金ですから嫌がる方も多いですが、上手に付き合う必要があります。借り入れがあるうちに銀行から有利な条件を引き出して融資をしてもらい、物件の維持管理に充てることもひとつの手です。そうすることでより長く賃料収入を安定的に獲得できるようになります。 次に、毎年納めている所得税・住民税に工夫ポイントがあります。物件の築年数が経過するにつれ、落とせる経費が少なくなります。賃料は下がっても税金は上がるという現象が起きます。その回避策として、経費にしながらも特典を得られることを実施しましょう。具体的には、ふるさと納税を行って返戻品で入居促進をしたり、将来必要なお金のために共済に加入することもできます。規模によっては資産管理法人を設立するといった対策も可能ですが、今回のケースはそこまで必要ありません。まずは簡単にできることから始めましょう。 最後に、娘さん息子さんたちとの関わり方の問題です。もしご自身の相続が気になるようでしたら、ぜひ遺言を書くことをお勧めします。今のうちに確実に自分の意志を残しておくことも大切なことです。がめつかったり関心がなかったり、心配は絶えないと思いますが、それはご自身が今お元気だからとも言えます。ですので、元気なうちにできることを取り組んでおいて、いずれ引き継ぐお子さんたちが迷わないようにしておきましょう。いざとなったら必ず助けになってくれますよ。

不動産売却の準備に思わぬ落とし穴!?
  • まさこ
    女性 / 40代
  • 住まい
  • 菊池 暁

売却のために測量をしようとしたところ、既にいろいろな業者が現地に出入りしてしまい、隣地の方が気分を害して測量の立ち合いに協力してくれなくなってしまったんですね。 これでは買主が手を上げることはできません。高く売却することばかりに目がいってしまい、失敗してしまう典型的なケースです。 お気持ちは分かりますが何事も準備が大切です。 解決策として、まず売却を任せる業者を絞りましょう。 単純に売却の活動だけをするのではなく、一緒に問題解決を手伝ってくれるパート―ナーが理想です。 不動産の売却はひとまず査定から始まりますが、これは正しい金額ではないケースがあります。意図的に高く売れるように見せて任せてもらおうとしていることもあります。 今回のケースでは、測量の実施について一緒に近隣トラブルの解決策を考えてくれる業者が必要です。 不動産は単純にものを売るのと違い、複雑な権利関係や近隣との感情も影響します。高く売りたいと思えば思うほど、準備を確実に行いましょう。 どうしてもまとまらないときは裁判にまで発展してしまい、余計に時間がかかってしまうこともありますので要注意です。