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FPが現場で受けた相談
ふるさと納税って何すればいいの?!
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  • 男性 / 20代
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  • 村上 賢

ふるさと納税を始めるステップは全部で7つです。 ①節税できる上限金額の目安を知る ②ふるさと納税サイトなどで、寄付する自治体を選ぶ ③寄付を申し込む(確定申告しない予定の人は「ワンストップ特例制度」が便利!) ④寄付する(クレジットカード払が可能な自治体が便利!) ⑤お礼の品を申し込む ⓺お礼の品を受け取る ⑦確定申告が必要な人は確定申告をする ふるさと納税で節税するには原則確定申告が必要ですが、年収が2,000万円以内の会社員や、医療費控除など確定申告をしない予定の人なら、「ワンストップ特例制度」が便利です。確定申告をしなくても手続きできますよ。ただし、寄付する自治体は5自治体までとなるので注意してください。この特例制度を使うときは、寄付を申し込んだ後、「ワンストップ特例制度を使う」旨の申請書とマイナンバーのコピーを、自治体に郵送します。 ふるさと納税を利用する注意点は主に2つ。 まず1つは、住宅ローン控除など別の控除を受けている場合は、寄付できる金額が変わります(すでに全額控除されている場合恩恵は受けられません)のでご注意を。 2つ目は、いくらお得な制度だからといって、赤字家計の場合は本末転倒となります。ふるさと納税で税金が減らせるのは「翌年」。今現在はただお金がなくなるだけです。どうしても寄付したい自治体がある場合は別として、まずは家計を改善できるよう見直しをするのが先といえるでしょう。

FPが現場で受けた相談
このままだと学費が捻出できない...。どうすればいいですか?!
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  • 男性 / 40代
  • 家計相談
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  • 澁澤 快典

現在お子様は中学生ですが、数年後には大学費用で非常に大きな資金が必要となります。 私立の4年生大学の場合、おおよそ700万~850万程度の準備が必要です。 早急に準備をするために、家計の収支を見直す必要がありますが、短期間で大きな金額を捻出するには節約だけでは不十分です。 生活水準を変えることは難しく、お子様も育ち盛りのため、生活費などの支出見直しでは大きく効果を出せないかもしれません。 また、投資で大学費用をまかなうという考えは、慣れない中で短期かつ大きな金額を扱うため、リスクが高くお勧めできません。 確実な方法として、奥様の年収を増やすことを検討しませんか。 扶養控除内にするためにあえて仕事を抑えているというお話ですが、現在のパートから正社員になることで、扶養が外れたとしても確実に手残りが増えます。 扶養控除が足かせとなり、収入や貯蓄が思うように進まないご家族は意外と多くいらっしゃいます。 年収200万目指せるようであれば、間違いなく収支は改善しますし、貯蓄のペースも各段に上がります。扶養を外れて税金や年金を払うことになっても、です。なんとなく世間で言われている情報だけを頼りにしてしまうと、最も大切なご自身や家族のライフプランを実現できなくなってしまいます。税金、社会保障の制度を正しく理解して、収支の改善を目指しましょう!! もし、それでも足りなくなってしまうこともあるかもしれません。 その場合は、奨学金制度や教育ローンを利用することも検討してください。決して悪い選択肢ではございません。 それと、働くということはご自身や奥様が健康であることが大前提です。 病気やケガで働けなくなっては本末転倒ですので、ぜひ健康にも気を使ってくださいね。 万が一なってしまっても、お子様が安心して学校に行けるように、生命保険の見直しも忘れずに行ってください。これは家計改善にも繋がる取り組みです。

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