ふるさと納税を始めるステップは全部で7つです。
①節税できる上限金額の目安を知る
②ふるさと納税サイトなどで、寄付する自治体を選ぶ
③寄付を申し込む(確定申告しない予定の人は「ワンストップ特例制度」が便利!)
④寄付する(クレジットカード払が可能な自治体が便利!)
⑤お礼の品を申し込む
⓺お礼の品を受け取る
⑦確定申告が必要な人は確定申告をする
ふるさと納税で節税するには原則確定申告が必要ですが、年収が2,000万円以内の会社員や、医療費控除など確定申告をしない予定の人なら、「ワンストップ特例制度」が便利です。確定申告をしなくても手続きできますよ。ただし、寄付する自治体は5自治体までとなるので注意してください。この特例制度を使うときは、寄付を申し込んだ後、「ワンストップ特例制度を使う」旨の申請書とマイナンバーのコピーを、自治体に郵送します。
ふるさと納税を利用する注意点は主に2つ。
まず1つは、住宅ローン控除など別の控除を受けている場合は、寄付できる金額が変わります(すでに全額控除されている場合恩恵は受けられません)のでご注意を。
2つ目は、いくらお得な制度だからといって、赤字家計の場合は本末転倒となります。ふるさと納税で税金が減らせるのは「翌年」。今現在はただお金がなくなるだけです。どうしても寄付したい自治体がある場合は別として、まずは家計を改善できるよう見直しをするのが先といえるでしょう。