お子様が20歳以上になると国民年金の支払いが生じますね。保険料はお子様が支払うのか親が支払うのか学生納付特例制度を使用するのかの選択によっても異なりますが、多くの方が学生納付特例制度を使用して支払いを猶予してもらうことが多いのではないのでしょうか。この場合は追納をしないと将来受け取る年金が減ってしましますので支払いは将来的にはすることをおススメします。ここで親が支払った場合は節税となるのはご存じでしょうか?親が子供の保険料を支払うと社会保険料控除の対象となります。
所得により異なりますが仮に所得税率23%住民税10%で計算してみます。保険料が16520円×12か月の場合年間198240円でこれが所得から差し引ける金額となり税率をかけて計算をすると198240円×33%(所得税+住民税)=65419円この金額が税金を抑えることが可能です。
注意点としては「親が支払う」ことが必要です。将来的に子供が就職してから自分で支払うことによっても節税になりますが、収入が高い人が支払ったほうが効果としては高くなるため検討しては如何でしょうか。