まず、大前提として住宅ローンが残っている状態で賃貸に出すのはご法度です。
それでも賃貸として貸したい場合は、「投資用不動産ローン」へ切り替えをしましょう。
ただ、切り替えた際の注意点が2点ございます。
①個人の融資の枠を使う為、同時に新しい住宅ローンを組もうとすると、本来借り入れできる金額より大幅に下がる可能性が高いこと。
②賃料収入を得るので、「不動産所得」が増えます。会社員としてお給料等をもらっている場合は、税率区分が上がってしまったり、確定申告などの手間が増えますので、貸出した後の具体的な動きも視野に入れましょう。
賃貸している間も固定資産税や修繕積立金などのランニングコストがかかる為、売却した方がトータルの手残りとして、多く残るケースもございます。
今後のライフプランと照らし合わせて、慎重に検討しましょう。