【FPが回答】30代でマイホームを買うのは早すぎますか?
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男性 / 会社員 / 30代投稿日: 2025/12/11
FPとしてよくいただく質問ですが、結論から言うと、
30代でマイホームを買うこと自体は、早すぎるわけではありません。
ただし、条件が揃っていない状態での購入は、将来の家計を苦しめる可能性があります。
まず押さえておきたいのは、
「家を買えるか」と「買っても問題ないか」は別物という点です。
銀行は年収や勤務先を見て、
「この人にはこれくらい貸せる」と判断します。
しかしそれは、
教育費・老後資金・転職リスクまで含めた判断ではありません。
30代で住宅購入を考える場合、特に重要なのは次の3点です。
1つ目は、今後の収入の安定性です。
・転職の可能性はあるか
・独立や働き方の変化は考えていないか
・会社や業界の将来性はどうか
「今は問題ない」ではなく、
10年後をイメージできるかが重要です。
2つ目は、住宅ローンの返済額です。
FPとしての安全ラインは、
**住宅ローン返済額は「手取り収入の25%以内」**です。
「今の家賃と同じくらいだから大丈夫」
という考え方は危険です。
なぜなら、持ち家には
・固定資産税
・修繕費
・将来のメンテナンス費
といった、見えにくい支出が必ず発生するからです。
3つ目は、家以外のお金を同時に考えられているかです。
30代は、
・結婚
・子ども
・教育費
・老後資金
と、これから大きなお金が重なってくる時期です。
家にお金をかけすぎた結果、教育費や老後資金が足りなくなる
これは、FP相談で実際によく見るケースです。
まとめると、
30代でマイホームを買うかどうかの判断基準は、
年齢ではなく、
**「家を買った後も、人生全体のお金が回るかどうか」**です。
もし、
・いくらまでなら無理なく返せるのか分からない
・将来のお金を含めて判断したい
・今買うべきか、待つべきか迷っている
そう感じているなら、
購入前に一度、FPに家計全体を見てもらうことをおすすめします。
家は人生で最も高い買い物です。
「勢い」ではなく、「数字」で判断することが、後悔しない不動産購入につながります。