子どもを私立に入れると家計がやばい?
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女性 / 30代投稿日: 2023/02/04
文部科学省の平成30年度子供の学習費調査などのデータを元に中学生以降の公立と私立の学費を比較すると以下のようになります。中学生までの給食代や、塾などの学外での学習費も含まれます。
・中学(3年間総額) 公立約150万円、私立約420万円 ※平成30年度
・高校(3年間総額) 公立約140万円、私立約290万円 ※平成30年度
・大学(4年間総額)国立約240万円、公立約250万円、私立約460万円 ※平成29年度
ざっくりと年間の支出で比較するなら、中学・高校では年間50万円か150万円の違い、大学だと60万円か120万円の違いという感覚になりそうです。
しかし、いずれも学校によったり、塾にどの程度通わせるかや、大学では文系か理系かの違い、親元を離れて暮らす場合の生活費の負担などによって大きく幅があります。
塾代は受験期は月に5万円や10万円かける家庭もあります。一方で、小学校公立で約60%、私立で約25%、中学校公立で約30%、私立で約40%、高校公立・私立ともに約60%が塾に通わせていない(塾にかけるお金が0円である)という数字もあります。
子供に東京で一人暮らしをさせる場合、家賃6万円+仕送り2万円などが毎月発生すると、年間100万円近い支出が学費とは別に発生することになります。
大雑把な金額と傾向を把握して、可能な進路を家族で相談することも大切になりますね。奨学金などを借りて進学する場合は、返さなければならないお金であることや、返済計画についても、ぜひ日常的に会話をたくさんしてください。すると、自然と子ども自身に堅実なお金の借り方・返し方が意識できるようになります。
大きな選択が続きますが、できるかぎり親子で会話をして、納得ができる進路バランスになることをお祈りいたしております。