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このままだと学費が捻出できない...。どうすればいいですか?!

  • 男性 / 40代
    投稿日: 2022/12/13
40代夫婦、中学生の子どもが一人います。妻は扶養内でパートをしていますが、子どもの塾代やちょっとした買い物などで全て使ってしまっており、私の給与もローンや生活費に充てるとほぼ残りません。ボーナスも年に一回の家族旅行や毎月の不足分の補填に充てるため、貯金がほとんど貯まりません。このままだと子どもが高校や大学生になった時に学費を捻出できないかもしれないです。どうすればよいですか。

現在お子様は中学生ですが、数年後には大学費用で非常に大きな資金が必要となります。

私立の4年生大学の場合、おおよそ700万~850万程度の準備が必要です。

早急に準備をするために、家計の収支を見直す必要がありますが、短期間で大きな金額を捻出するには節約だけでは不十分です。

生活水準を変えることは難しく、お子様も育ち盛りのため、生活費などの支出見直しでは大きく効果を出せないかもしれません。

また、投資で大学費用をまかなうという考えは、慣れない中で短期かつ大きな金額を扱うため、リスクが高くお勧めできません。

確実な方法として、奥様の年収を増やすことを検討しませんか。
扶養控除内にするためにあえて仕事を抑えているというお話ですが、現在のパートから正社員になることで、扶養が外れたとしても確実に手残りが増えます。

扶養控除が足かせとなり、収入や貯蓄が思うように進まないご家族は意外と多くいらっしゃいます。
年収200万目指せるようであれば、間違いなく収支は改善しますし、貯蓄のペースも各段に上がります。扶養を外れて税金や年金を払うことになっても、です。なんとなく世間で言われている情報だけを頼りにしてしまうと、最も大切なご自身や家族のライフプランを実現できなくなってしまいます。税金、社会保障の制度を正しく理解して、収支の改善を目指しましょう!!

もし、それでも足りなくなってしまうこともあるかもしれません。
その場合は、奨学金制度や教育ローンを利用することも検討してください。決して悪い選択肢ではございません。

それと、働くということはご自身や奥様が健康であることが大前提です。
病気やケガで働けなくなっては本末転倒ですので、ぜひ健康にも気を使ってくださいね。
万が一なってしまっても、お子様が安心して学校に行けるように、生命保険の見直しも忘れずに行ってください。これは家計改善にも繋がる取り組みです。

  • 澁澤 快典

    出身:群馬県太田市
    肩書:執行役員
    趣味:フットサル
    好きな言葉:臥薪嘗胆
    ひとこと紹介:経済・金融・税務等に関する幅広い知識と豊富な経験をいかし、生涯にわたりお客さまの安心をサポートいたします。


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